東京・東横線祐天寺駅より徒歩5分。昭和通りを進んでいくと一際光を放つお店が見えてきます。ガラス張りの面積が多く、店内の様子がよく見えます。そして、シックなブルーに塗装された柱や、木でできた立て看板がお洒落で、ヨーロピアンな雰囲気を醸し出しています。
店内も洗練されていて、シックなブルーの壁色に木の棚が壁に取り付けられ、そこにはコーヒー器具やコーヒー豆、本が丁寧に並んでいます。
インテリアやモノへのこだわりが伺えて、センスが素晴らしいです。私の好みの空間で、フランス映画の世界に飛び込んだよう。
コーヒーメニューは、5種類の定番コーヒー、季節のコーヒー、カフェインレスから選べます。季節のコーヒーは、四季折々の気候やテーマに合わせて焙煎し、期間限定で作っているので1、2ヶ月毎に豆が変わるというこだわりよう。
5種類の定番コーヒーは、フランス語で飲む時間帯をイメージして名前をつけたそうです。
コーヒーを選ぶ時、銘柄や品種などコーヒーの個性で選ぶのではなく「どんなコーヒーを飲みたいか?」という難しくない、フレンドリーなやさしいコーヒーがあればいいなといった店主の願いから、「私に、やさしいコーヒー」というモットーが生まれました。
“もっとコーヒーを身近に感じたい”と願ったことから全てが始まったというのは、とても共感できます。その時の気分を示してあれば、選びやすいですもんね!
そんな店主の優しさが詰まった定番コーヒーを紹介します。
ストレート
▼マタン:朝、午前 始まり
朝の爽やかさを表現した甘みと酸味、香ばしい香り。力強く、フレッシュ。
豆:コスタリカ 中深煎り
▼アプレミディ:午後、昼下がり
じっくりと味わえて、それでいてなめらか。マイルドでコクがある。
豆:グアテマラ 中深煎り
▼キャトゥルール:おやつの時間
甘くてほろ苦い、のみごたえのあるコーヒー。コクと酸味があり、カフェオレにもアイスにも向きます。
豆:コロンビア 深煎り
▼ニュイ:夜、晩 夜中
1日を振り返りながら過ごす、静かな時間に。苦味がありながら柔らかい後味。
豆:ブラジル 深煎り
ブレンド
▼トューレジュール:毎日、日々 普段、日常
ただ「コーヒー」が飲みたい時、日々のためのコーヒー。香りよく、すっきりとしています。
豆:グアテマラ/ルワンダ 中深煎り
ただコーヒーが飲みたい時、あります!そんな時のためのコーヒーがあるなんて、おうちにトューレジュールの豆があったら毎日が至福の時間ですね。
さて、今回頂いたコーヒーは季節のコーヒーのパプアニューギニア。
焙煎具合は中深煎り。一口目にはチョコレートのような甘さが感じられ、後味にはやさしい酸味が広がり、パイナップルのようなフルーティさが味わえました。アフターテイストが特徴的な一杯でした。
パプアニューギニアコーヒーの栽培の歴史は、1930年代にヨーロッパ人の宣教師によりジャマイカのブルーマウンテンの苗木が持ち込まれたことがキッカケとされています。その後1950年代に本格的にコーヒー豆が栽培できるようになりました。そして、1975年にオーストラリアからパプアニューギニアが独立すると、独自の方法で栽培され、今のコーヒーが出来上がりました。
「地球最後の楽園」と言われ、山や海と豊かな自然に囲まれたリゾート地としても知られる、パプアニューギニアのコーヒーを見つけた際にはぜひ飲んでみては?
店舗からコーヒー豆の名前、細部にまでこだわって完成された「coffee caraway」。女性に人気があるのではないかと、いらっしゃっていたお客様からも想像できます。次回伺った際には、その時の気分に合わせて、定番コーヒーを頂きたいと思います。落ち着いた、ゆとりのある時間を過ごさせていただきました。
coffee caraway
住所:東京都目黒区五本木2-13-1
営業時間:12:30~18:30
定休日:日曜日、月曜日
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#10秒コーヒー
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