おかあさんといっしょの歴代お兄さんお姉さんと中西圭三さんがリモートで歌った『ぼよよん行進曲』のパロディ動画を作りました。
1人で17人全員に変装し、全員の声も真似できる箇所は取り入れながらすべて1人で歌っています。
【本家の動画】
大集合「ぼよよん行進曲」 お兄さんお姉さん中西圭三さんといっしょ
https://youtu.be/nAjJluQCSGE
視覚的に真似をしているので、一人一人はあまり似ていませんが、動いた時の空間の取り方、顔を傾げる癖、衣装の配色のバランスなど、全員を並べて構成した段階で同じような動画に見えるように工夫して作っています。
【こだわった点】
●音声について●
1人の人間が歌っているので、普通に歌って合わせると揃いすぎてしまうため、意識して息継ぎの箇所を変えたり、少し低めに歌ったり高めに歌ったりとずらしてたくさん人が歌っている感じを表現した。
●ビジュアルについて●
おうち時間であまりお店が空いてなかったので、できるだけ家にあるものやコストが安いものでコーディネートした。背景も画用紙を切ったり貼ったり、プリンターで出力したものを貼ったり工夫した。白いソファがなかったのでベットのシーツをかけました。
顔は基本メイクで表現しつつも、女性のつるんとした肌質は難しいので、女性全員と横山だいすけお兄さんのみSNOWで毛穴を消して録画しています。
●編集について●
ご本家の動画のカット割があまりサイズの均一性がなく、人によって幅が大きかったりなどあり、Final Cut Proの画角とYouTubeの画角を全く同じサイズにして、定規で測りながらコマ割りをして行きました。イントロのビュンビュン動くところは、知識がなかったので、勉強しながら作成したため、時間がかかりました。
ロゴなどのフォントは、同じものを見つけられなかったので、Photoshopで雰囲気が似るように自分で作成しました。
【以下個人】
●今井ゆうぞうさん
リズムには関係のない自由奔放な動きを取り入れるのが大変だった。今までのイメージとは違うワイルドな雰囲気の第二形態になっていたので、同じような髭を描いた。表情はにこやかになるようにした。ぬいぐるみはハリネズミに変更。後ろの似顔絵はフォトショップで描いてA3出力。
●小林よしひささん
コミカルな表情を意識しながら、メリハリのある動きになるよう、そして、対になる いとうまゆさんとの動きがぴったり見えるように何度も練習した。Tシャツはユニクロで同じ色を購入。
●横山だいすけさん
前髪のひと束が中心に向かってカールしてるのをこだわった。首にかけているブルートゥースが手持ちがなかったので、バッグの取手で代用した。正統派の顔立ちだけどクシャッとする表情を取り入れた。
●坂田おさむさん
あまりカメラを見ないで歌う特徴や、たまに出す優しい笑顔を取り入れた。油断していたら間奏でマグカップが出てきて大慌てで食器棚から探した。
●佐藤弘道さん
昔からイメージが変わらないのが不思議。ウィッグで同じような長さにして、目は終始細めて撮影をした。サビの振り付けは、本来脇の下に手を入れて「ぼよよ~ん」とするのですが、弘道お兄さんは胸の上あたりに手を置くので取り入れた。シャツはアマゾンで購入。
●林アキラさん
あまり踊らない中にも、たまに動かす手を真似たり、口元が台形に開くように意識した。髪の毛はウィッグは使わず、自分の毛にコンシーラーで色を塗り白髪を表現し、ピンで押さえつけて膨らまないようにした。声は少ししゃがれた感じで歌った。ラベンダーのニットがどこに行っても見つからなかったので、ユニクロで買った長袖Tシャツに白いテープでカスタマイズ。
●天野勝弘さん
結構な勢いでジャンプをするので腰を痛めた。サビの振り付けが天野さんだけ二回転分早く始まるので、意識して真似るようにした。
●しゅうさえこさん
奥様感を意識しながら上品に演じた。ウィッグはちょうど良いのがなかったので、レイヤーを入れブローして形を作り、似たようなフォルムに作った。振り付けも独特な流れるような手の動きを取り入れた。
●森みゆきさん
音楽の先生的な雰囲気をふんだんに取り入れながら元気なイメージで表情を作った。サビの振り付けや間奏の振り付けにオリジナリティを発揮されていて、覚えるのが大変だった。背景も素材が多かったので、できる限り同じようなセットになる様に作った。
●神崎ゆう子さん
祖母の50年もののウィッグをアレンジして同じようなヘアスタイルを作った。声が特徴的で跳ね上がるような歌い方をされていたので真似してみた。歌う時に何度か頭を後ろに振るのでその動きも取り入れてみた。ニットはユニクロで。
●きよこさん
わりと大人しめかな?と思いきや、よくみたら肩から揺さぶるロックな動きをされていて盲点だった。後半のサビでは画面から消えたりしてアクロバティック。背景はビバホームで買ったテーブルクロスを切って、まっすぐな壁だけどハの字に貼って部屋の角があるように見せて作った。ウィッグは手持ちのロングカールをカットしてボブにした。Tシャツはしまむら。
●つのだりょうこさん
息子が小さい時にみていた思い入れのあるお姉さん。キリッとしている顔立ちなのでメイクしたら方向性は近くなった気がする。真面目な性格なのか、動きが安定していている感じを取り入れた。ニットはしまむらで買ったものに、ユザワヤの黒いボタンを装着。
●いとうまゆさん
一番激しく動いていたので後回しにしていたのだけど、やっぱりなかなかハードだった。映像の中では髪の毛がいい感じに揺れていたので、できるだけ同じような揺れ方になるようにジャンプの大きさとか、あと前後に動く配置を真似たりしてカメラに映る被写体の大きさのバランスにもこだわって撮影した。Tシャツはしまむら。
●茂森あゆみさん
前髪長めのロングウィッグを購入し、ラウンドするように前髪をカット。顎がシャープな方なのでシャドウを強くいれスッキリ見えるようにした。顔を傾けて歌う仕草や笑うと目が細くなる感じを取り入れたが、少しコロッケさんが真似する岩崎宏美さんのようにもなってしまい、本当は美人な方なのにすみません。。。背景のボルドーのソファはなかったので、ユザワヤで買った布をかぶせて代用。ニットはユニクロ。
●はいだしょうこさん
娘が小さい時にみていたリアルタイムお姉さん。いつまでたっても可憐な感じが漂っていたので、白くて美しく見えるように努力した。背景のクローゼットとドアの黒い部分は、スタジオにあるカポック(発泡スチロールの黒い板)を遠近法を使って前後に見えるように設置し、クローゼットの上のラインとはいださんの頭の位置が同じくらいだったので、撮影する時はかがみながら、体の見え方が同じになるように意識した。シャツはGUのセールで。
●上原りささん
目元がミステリアスな感じだったので、実際のご本人よりもメイクはスモーキーに仕上げて神秘的で少し可愛さも感じるようにした。背景の布が頭の中心になるようにした。
●中西圭三さん
一番顔は似なかったけど、顔は一定のまま肩だけ揺らす動きや、ジェントルマンのような手の柔らかな動かし方、そして最後はわりと表情が大きくなっている様子もを取り入れた。ブルゾンはユニクロのセールで。
ミュージカル俳優がリモートで歌った【民衆の歌】と同様、この『ぼよよん行進曲』もたくさんの勇気をもらいました。録音中は歌いながらも何度も涙が出てくるとても不思議な曲。でも最後は自然と笑顔になってしまう。中西圭三さん天才過ぎる。
新コロナで気分が落ち込みやすい中、何か自分も作り出さなければ!とやる気を出させてくれたこの動画、歴代の方がこんなにも一同に集まるなんて夢のようでした。歌ってくれたお兄さんお姉さん、中西圭三さん、そしてプロデュースしてくださった よしお兄さんに感謝致します。
何度も何度も本家の動画を見た方が、また違った楽しみ方でみていただけたら幸いです。
今回、パロディを作るにあたり、YouTube上にロングバージョンのぼよよん行進曲の音源がなく、どうしようかと考えていたところ、山ちゃんねる様がリクエストを快く引き受けてくださり新規に作ってくださいました。本当にありがとうございます。大感謝!
●使用させていただいた音源
山ちゃんねる様【ぼよよん行進曲(ロングバージョン)カラオケ】
https://youtu.be/wYkRFmhZdig
●以前に若い時のゆうぞうお兄さんとしょうこお姉さんになって
「タンポポだんにはいろう!!」を歌った動画
https://youtu.be/uGR38cEtXHc
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