オリビエ・ジルー(Olivier Giroud、1986年9月30日 - )は、フランス・サヴォワ県シャンベリ出身のサッカー選手。プレミアリーグ・チェルシーFC所属。フランス代表。ポジションはフォワード。
2005年にフランス2部グルノーブルでキャリアをスタートさせ、2008年にトゥールに移籍。2009-10シーズンにはチームトップの21得点を記録、リーグ・ドゥ(フランス2部)の得点王に輝いた。
2010年7月1日、モンペリエに移籍。2年目の2011-12シーズンは現ガラタサライのモロッコ代表ユネス・ベランダと抜群の連携を見せてリーグ初優勝に貢献。自身も21得点をあげて得点王となった。
2012年6月26日、1200万ポンド(約18億円)でイングランド・プレミアリーグのアーセナルFCに移籍。絶対的なレギュラーではなかったが、高さを活かしたポストプレーや豪快なフィニッシュで勝負強さを発揮。
2017年1月1日、クリスタル・パレス戦でスコーピオンボレーシュートを流し込む。この得点で、年間ベストゴール賞である「FIFAプスカシュ賞」を受賞した。
2018年1月31日、ラカゼットやオーバメヤングに押し出される形で、同じロンドン市内のライバルであるチェルシーFCに移籍した。移籍金は1800万ポンド(約28億円)。
プレースタイルは、至極のポストプレーヤー。
最前線にどっしりと構え、長身かつ強靭なフィジカルを活かしてDFを背負いながらボールを受ける。見た目と裏腹にボールタッチはやわらかく、特にワンタッチで『落とす』パスは絶品。ルーカス・ポドルスキ、アーロン・ラムジー、ジャック・ウイルシャーらとの相性が特に抜群で、ジルーのアシストが数々の名ゴールを生んできた。
跳躍力にも長け、192㎝の圧倒的な打点で『落とす』パスもこれまた芸術。ユーロ2016 アイルランド戦では見事なヘディングで逆転弾をアシストしている。
この味方を活かす『ポストプレー』が評価され、フランス代表ではラカゼットやジニャク、ムサ・デンベレよりもジルーが重用されている。実際にグリーズマンの相棒として彼以上のFWはいないだろう。
FWとしての決定力も高く、ヘディングはもちろん弾丸シュートをぶち込んだり、ラインの裏に飛び出したり華麗なスコーピオンを見せたりと、ゴールパターンは意外と幅広い。
Music NIVIRO - Flares / Cell3Xo - Limitless.
参考映像 videos
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31956328
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31930087
その他各試合
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