3月18日にOPPOが都内で、発表会的な、説明会的な会を行ないまして、途中参戦だったのですが行ってきました。なんでも10倍ズームのスマートフォンが展示されると言うので、予定をこじ開けても見てみたかった。いや、その価値ありました。
撮影した時点では言えなかったのですが、ひとつ、手ブレに弱い点が気になりました。なんせ、誰もスマホで10倍ズームをやってなかったので未知の領域ではあるのですが…。今回の技術デモでの印象は、ポケットから出してサッと撮影できるものではありませんでした。やはり、片手を添えて安定させてから撮影するイメージ。
10倍ズームのスマートフォンは、2月末にスペインで開催されたMWC(モバイルワールドコングレス)で発表されました。今回の展示されたのは技術デモ機で、ガワのスマートフォンはプロトタイプ。この10倍ズームカメラを搭載した製品版は、2019年第2四半期(4月〜6月)にグローバルで発売されると予告されています。今回の発表会で判明したのですが、このスマホは日本でも発売されるという。
で、この10倍ズームスマホ。焦点距離にして16~160mmになります(35mm換算)。この全域を、超広角、標準、望遠のトリプルカメラで補うのですが、ポイントは、望遠のカメラだけ、レンズに対してセンサーが垂直に配置された「ペリスコープ構造」になっていること。これによって、10倍のズームを実現しているわけ。
ひとつ気になっていたのは、MWCでの発表の際、OPPOはこの10倍ズームのことを「光学ズーム」ではなく「ロスレスズーム」と呼んでいたことです。これについてOPPOの担当者に聞いてみたところ、どうやら16~160mmの全域で800万画素を下回らない解像度の写真が撮影できる、という意味なんだって。
なので10倍光学ズームではなく、あくまでも、すこしばかりの電子ズームを組み合わせた光学ズームということで。でも何より、製品版が楽しみです!
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