どうも波海です
今回はオリジナルです
いつかこの歌を思い出せますように
「波間、独白、防波堤」
Music&Wrods 波海
Illustration Amelia(http://vaxtusyurei.wixsite.com/amelia01)
Singer GUMI
海風流れる堤防を行く
潮の匂いが髪を吹く
もう少し今は歩いていよう
なんでもない話をしよう
水色の欠片が落ちていた
傘を失くしたあの子は今も
墓標に揺れる花束が
白く涙を流してる
最後の言葉は離さないよ
あなたを待つ夜が明けるまで
愛せよと少女は謳う
せめてその声が枯れるまで
雨降る街のあの子はずっと
並ぶ悲しみを数えてる
両手を重ね絵を描く少女
「どうせ」と諦め進むなら
猫と歌うあの子が笑う
いつか愛を知るその日の為に
さよならとまた言う為に
いつかこの場所で会う為に
眠る少女を見つめる目は
優しく幸せを祈るだろう
理由も意味も忘れても
何処かで鳴らす足音だけは
ナイフと共に泡となる
愛と声には出せずとも
痛いのはいつでも心
「大丈夫」本当は全部嘘だった
終わりを駆けて会いに行く
甘く甘く口づけを
少女二人手を繋ぐ
これが愛ならそれでいい
雪降る街に降りてきた
あなたがくれたプレゼント
花が一つ落ちていた
聞こえた気がしたごめんねと
死にたくても死ねなくてもそれでいい
だからどうかお生きなさい
ふたりぼっちは傘の下
冷える心を繋いでいた
次は何をしようか
明日は晴れるかな
ねぇ
波立つその先の僕へ問う
後悔などはもう無かっただろうか
溜め息程で消える幸せが
死にたい理由に変わってしまっても
所詮独り言「この身一つ捨ててやろう」
なんて言葉で死ねる訳もないんだろう
誰にも届かなくてもいい
これはそんな歌じゃなくていい
こんなことばかり歌わせる
僕を許してくれるかな
向こうを見ていよう
ずっと向こうを見ていよう
それでいいんだ
きっとそれでいいんだ
あのさ
いや、やっぱいいや
なんでもないよ
そうだ1つだけ
約束しよう
先の事なんかさ分からないから
手を繋いで
君がいるなら
音があるなら
だから
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