情報通信技術を駆使する「ＩＣＴ活用工事」を普及させようと、群馬県前橋市に建設中の道の駅で現場見学会が行われました。
この見学会は、「ＩＣＴ活用工事」への理解を深めてもらおうと、工事を請け負う株式会社ヤマトと宮下工業株式会社が工事を発注した前橋市の職員を対象に開催したものです。
「ＩＣＴ活用工事」を導入すると、作業の時間が短くなり施工の質も上がることが指摘されています。
こちらはドローンを利用した測量です従来よりも短時間で設計データを作成できるということです。また、ショベルカーやブルドーザーに位置を測定するＧＰＳを搭載することで、あらかじめ設定した範囲を正確に作業することが出来るということです。
工事現場での「高齢化」が課題となる中、見学会では「人数や時間を半分ほどに削減できる」「新人でも熟練の社員と同じ作業技術で進められる」「女性の社会進出にもつながる」など「ＩＣＴ活用工事」の効果が説明されました。
見学会には市の職員、およそ６０人が参加し、機械の動かし方や現場の声に耳を傾けていました。
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