群馬県桐生市の宝徳寺で願い事を書いた短冊をおよそ3000個の風鈴につるす「風鈴まつり」が開かれています。
涼しげな音が桐生市川内町の宝徳寺の境内に響いています。宝徳寺では、3年前から、願い事を書いた短冊を風鈴につるす「風鈴まつり」を始めました。
今年は去年よりも500個多い約3000個の風鈴がトンネルのように吊るされています。短冊には、新型コロナウイルスの終息を願い「家族が健康ですごせますように」、「一日でも早くもとの日常に戻りますように」などといった願い事が記されていました。宝徳寺では、「厳しい暑さが続いていますが、風鈴の音を聞いて涼んでほしい。年齢を問わずコロナの癒しになれば」と話していました。
この風鈴まつりは来月の12日まで開かれていて、参拝者が願い事を書いたつるすことができます。また、本堂の床に庭園の木々が映し出される夏の「床もみじ」が来月の1日から公開される予定です。
