東京メトロ丸ノ内線・西新宿駅から徒歩4分。JR新宿駅からだと少し歩きます。東京都庁や超高層ビルが立ち並ぶ西新宿のビル街の一角、新宿野村ビルの地下一階にひっそり佇む名店は、オーストラリア出身のポール・バセット氏がプロデュースするエスプレッソカフェです。オーストラリア出身のポール・バセット氏は、コーヒー界の天才児と称され、25歳でバリスタ世界チャンピオンになりました。以前は銀座、自由が丘にも店舗がありましたが閉店。現在は、ここ新宿店の他に、渋谷ヒカリエにある、パティシエ辻口博啓氏とのコンセプトのカフェ「LE CHOCOLAT DE H / Paul Bassett」があります。
渋谷ヒカリエの店舗にも伺ったことがあるのですが、渋谷ヒカリエの店舗と比べると、ここ新宿店は店内が広々していて座席数も多く、客席がとても開放的。ちなみにこの空間は、隣接する店舗「PIZZA SALVATORE CUOMO & BAR 新宿」と繋がっているため開放感溢れるのも頷けます。椅子やテーブルは木が印象的で、大きな木製テーブルが存在感を放っていました。
今回いただいたコーヒーは、ブレンドをエアロプレスで。
エアロプレスは2005年に開発されたコーヒーの抽出方法の一つで、見た目が大きい注射器のような器具を使います。エアロとは空気という意味。プレスとは圧力をかける、という意味です。その名の通り、空気の力を利用して圧力をかけて抽出するので、エスプレッソのようなコクがあり、ドリップやフレンチプレスなど他の器具とはまた違った味を引き出すことができます。
こちらでいただいたブレンドは、フルーティーな華やかさのある明るい酸が特徴的でした。豆本来の味を崩さないよう、焙煎度合いはそこまで深くしていない様子。
ドリップの金額プラス100円でゲイシャ種がたのしめるそうで、この価格帯でゲイシャ種をいただけるのはお手頃価格なので、気になりました。
ここPaul Bassettは多くの珈琲人を輩出していることでもとても有名です。Fuglen Tokyoの小島賢治氏、ONIBUS COFFEEの坂尾篤史氏、そして、今回いただいたエアロプレスの世界チャンピオン、PASSAGE COFFEE佐々木修一氏も皆、Paul Bassett出身です。
優秀なバリスタ、ロースターを輩出するポール・バセット氏の育成術も興味深いポイントです。
西新宿の高層ビル街の雑踏の中、広々とした空間で思いっきり美味しいコーヒーを飲みながら仕事、なんてちょっと贅沢ですね。
Paul Bassett 新宿店
住所:東京都新宿区西新宿1-26-2新宿野村ビルB1F
営業時間:7:30~20:30
土曜日 8:00~20:00 日曜祝日 9:00~19:00
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#10秒コーヒー
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