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状況に応じた「頭がいい」を表す適切な英語
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英語で「頭がいい」や「賢い」などを表現する場合、どのように頭がいいのか、または伝える相手によっても表現が変わってきます。場合によっては、せっかく褒め言葉として伝えてことが、逆に相手を不愉快にさせてしまうことにもなりかねませんので注意が必要です。今日は「Smart」「wise」「Clever」をもとにそれぞれのニュアンスの違いについて説明いたします。
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1) Smart
→「頭が良い・利口」
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頭の回転が早かったり物覚えが良いなど、広い意味での「頭が良い」を表す(アメリカ)英語は“Smart”になります。子供から大人、または動物に対しても使われる表現です。例えば、優秀で頭の良い子供は「A smart kid」、問題をすぐに解決できる頭がキレる同僚は「A smart guy」、芸をすぐに覚える利口な犬は「A smart dog.」など、あらゆる状況において“Smart”は使えます。
✔“Book smart”は本や教材を通して物知りで頭が良い人。学校や試験の成績が良い人を指す一方、勉強はできるが一般常識が無いといったニュアンスも含まれます。
✔“Street smart”は、学力などアカデミックの分野には弱いが、実生活で様々な困難な経験をしてきたことで、生きるための知識や知恵を兼ね備えた頭の良さを意味します。
✔“Bright”も“Smart”と同じ意味として使われる口語的な表現です。“Bright”は元々「明るい」を意味することからも、基本的に将来性の明るい「若者」や「青年」などに対して使われます。
<例文>
He's a really smart kid. He's taking high school classes as a junior high student.
(彼は本当に頭の良い子です。中学生なのに、高校の授業を受けています。)
She is book smart but not very street smart.
(彼女は勉強ができて優秀ですが、ちょっと一般常識が欠けています。)
He's a bright young man. I bet he'll be very successful one day.
(彼は頭の良い若者です。きっといつか大成功するでしょう。)
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2) Wise
→「賢い」
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“Wise”は長年の経験から得た経験値や知識力を持ち合わせた賢しさを表します。子供や若者ではなく、人生経験豊富な大人や老人に対して使うイメージです。これまでの経験則を基に、適切な判断ができる賢明さも表します。
✔「的確な判断だ」と相手に伝える時は「Wise decision」 や「Wise choice」の組み合わせがよく使われます。
<例文>
My grandpa is a wise man.
(私の祖父は賢い人です。)
I think it's a wise decision to finish school.
(学校を卒業することは賢明な判断だと思います。)
I feel like I'm a little wiser now than I was 10 years ago.
(10年前よりは賢くなったような気がします。)
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3) Clever
→「(ズル)賢い・要領が良い」
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学んだことをすぐに吸収し即応用できるような、いわゆる「要領がいい事(人)」を(アメリカ)英語では“Clever”と表します。一般人には思い付かないような意外な解決法や対処法を考え出す意味としても使われます。しかし、使い方によっては「ズル賢い」や「巧妙な手口」といった感じで、人を騙すネガティブなニュアンスが含まれるときもあります。
✔「人が賢い」として使うより、人の提案する考えや行為に対して「巧妙だ」といった使われ方をされることが多い。
✔若者に対して使われる傾向があります。
<例文>
She's a clever and charismatic singer.
(彼女は賢くてカリスマ性のある歌手です。)
He always finds a way to come up with clever excuses.
(彼は巧妙な言い訳をいつも考え出す。)
That's a clever marketing strategy. Let's go with that.
(巧妙なマーケティング戦略ですね。それでいきましょう。)
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状況に応じた「頭がいい」を表す適切な英語
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英語で「頭がいい」や「賢い」などを表現する場合、どのように頭がいいのか、または伝える相手によっても表現が変わってきます。場合によっては、せっかく褒め言葉として伝えてことが、逆に相手を不愉快にさせてしまうことにもなりかねませんので注意が必要です。今日は「Smart」「wise」「Clever」をもとにそれぞれのニュアンスの違いについて説明いたします。
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1) Smart
→「頭が良い・利口」
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頭の回転が早かったり物覚えが良いなど、広い意味での「頭が良い」を表す(アメリカ)英語は“Smart”になります。子供から大人、または動物に対しても使われる表現です。例えば、優秀で頭の良い子供は「A smart kid」、問題をすぐに解決できる頭がキレる同僚は「A smart guy」、芸をすぐに覚える利口な犬は「A smart dog.」など、あらゆる状況において“Smart”は使えます。
✔“Book smart”は本や教材を通して物知りで頭が良い人。学校や試験の成績が良い人を指す一方、勉強はできるが一般常識が無いといったニュアンスも含まれます。
✔“Street smart”は、学力などアカデミックの分野には弱いが、実生活で様々な困難な経験をしてきたことで、生きるための知識や知恵を兼ね備えた頭の良さを意味します。
✔“Bright”も“Smart”と同じ意味として使われる口語的な表現です。“Bright”は元々「明るい」を意味することからも、基本的に将来性の明るい「若者」や「青年」などに対して使われます。
<例文>
He's a really smart kid. He's taking high school classes as a junior high student.
(彼は本当に頭の良い子です。中学生なのに、高校の授業を受けています。)
She is book smart but not very street smart.
(彼女は勉強ができて優秀ですが、ちょっと一般常識が欠けています。)
He's a bright young man. I bet he'll be very successful one day.
(彼は頭の良い若者です。きっといつか大成功するでしょう。)
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2) Wise
→「賢い」
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“Wise”は長年の経験から得た経験値や知識力を持ち合わせた賢しさを表します。子供や若者ではなく、人生経験豊富な大人や老人に対して使うイメージです。これまでの経験則を基に、適切な判断ができる賢明さも表します。
✔「的確な判断だ」と相手に伝える時は「Wise decision」 や「Wise choice」の組み合わせがよく使われます。
<例文>
My grandpa is a wise man.
(私の祖父は賢い人です。)
I think it's a wise decision to finish school.
(学校を卒業することは賢明な判断だと思います。)
I feel like I'm a little wiser now than I was 10 years ago.
(10年前よりは賢くなったような気がします。)
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3) Clever
→「(ズル)賢い・要領が良い」
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学んだことをすぐに吸収し即応用できるような、いわゆる「要領がいい事(人)」を(アメリカ)英語では“Clever”と表します。一般人には思い付かないような意外な解決法や対処法を考え出す意味としても使われます。しかし、使い方によっては「ズル賢い」や「巧妙な手口」といった感じで、人を騙すネガティブなニュアンスが含まれるときもあります。
✔「人が賢い」として使うより、人の提案する考えや行為に対して「巧妙だ」といった使われ方をされることが多い。
✔若者に対して使われる傾向があります。
<例文>
She's a clever and charismatic singer.
(彼女は賢くてカリスマ性のある歌手です。)
He always finds a way to come up with clever excuses.
(彼は巧妙な言い訳をいつも考え出す。)
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(巧妙なマーケティング戦略ですね。それでいきましょう。)
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1) Smart
→「頭が良い・利口」
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頭の回転が早かったり物覚えが良いなど、広い意味での「頭が良い」を表す(アメリカ)英語は“Smart”になります。子供から大人、または動物に対しても使われる表現です。例えば、優秀で頭の良い子供は「A smart kid」、問題をすぐに解決できる頭がキレる同僚は「A smart guy」、芸をすぐに覚える利口な犬は「A smart dog.」など、あらゆる状況において“Smart”は使えます。
✔“Book smart”は本や教材を通して物知りで頭が良い人。学校や試験の成績が良い人を指す一方、勉強はできるが一般常識が無いといったニュアンスも含まれます。
✔“Street smart”は、学力などアカデミックの分野には弱いが、実生活で様々な困難な経験をしてきたことで、生きるための知識や知恵を兼ね備えた頭の良さを意味します。
✔“Bright”も“Smart”と同じ意味として使われる口語的な表現です。“Bright”は元々「明るい」を意味することからも、基本的に将来性の明るい「若者」や「青年」などに対して使われます。
<例文>
He's a really smart kid. He's taking high school classes as a junior high student.
(彼は本当に頭の良い子です。中学生なのに、高校の授業を受けています。)
She is book smart but not very street smart.
(彼女は勉強ができて優秀ですが、ちょっと一般常識が欠けています。)
He's a bright young man. I bet he'll be very successful one day.
(彼は頭の良い若者です。きっといつか大成功するでしょう。)
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2) Wise
→「賢い」
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“Wise”は長年の経験から得た経験値や知識力を持ち合わせた賢しさを表します。子供や若者ではなく、人生経験豊富な大人や老人に対して使うイメージです。これまでの経験則を基に、適切な判断ができる賢明さも表します。
✔「的確な判断だ」と相手に伝える時は「Wise decision」 や「Wise choice」の組み合わせがよく使われます。
<例文>
My grandpa is a wise man.
(私の祖父は賢い人です。)
I think it's a wise decision to finish school.
(学校を卒業することは賢明な判断だと思います。)
I feel like I'm a little wiser now than I was 10 years ago.
(10年前よりは賢くなったような気がします。)
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3) Clever
→「(ズル)賢い・要領が良い」
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学んだことをすぐに吸収し即応用できるような、いわゆる「要領がいい事(人)」を(アメリカ)英語では“Clever”と表します。一般人には思い付かないような意外な解決法や対処法を考え出す意味としても使われます。しかし、使い方によっては「ズル賢い」や「巧妙な手口」といった感じで、人を騙すネガティブなニュアンスが含まれるときもあります。
✔「人が賢い」として使うより、人の提案する考えや行為に対して「巧妙だ」といった使われ方をされることが多い。
✔若者に対して使われる傾向があります。
<例文>
She's a clever and charismatic singer.
(彼女は賢くてカリスマ性のある歌手です。)
He always finds a way to come up with clever excuses.
(彼は巧妙な言い訳をいつも考え出す。)
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