みなさん、「ビーツ」ってご存知ですか? ちょっと前までは「速水もこみちさんが使いそうなおしゃれ野菜」のイメージがありましたが、そろそろ食卓に並ぶことも増えてきそうなところまで来ています。 真っ赤な野菜で、なんと腸内環境改善効果もすごいらしい!今回は栄養満点のビーツについてまとめてみました。 ビーツとは? ビーツは、真っ赤な赤カブの一種です。ホウレンソウと同じヒユ科(アカザ科)の植物で、ロシアの伝統料理のボルシチに使われることで有名ですよね。 ボルシチのスープが真っ赤なのは、このビーツの色が溶けだしているせいです。 日本ではあまりビーツをそのまま食べることはありませんでした。 しかし、甘味料の一つであるてんさい糖の原料となる甜菜(てんさい)の仲間として知られています。 ビーツの呼び方 日本ではあまり食べてこなかったビーツですが、最近は「奇跡の野菜」と呼ばれることもあるほど栄養価が注目されています。 ほかにもいろんな名前で呼ばれていますが、これらはみんな「ビーツ」のことです。 奇跡の野菜 食べる輸血 ビート ビートルート レッドビート テーブルビート かえんさい ガーデンビート ウズマキダイコン ビーツの栄養素 こんなにビーツが有名になったのは、真っ赤な見た目にインパクトがあったから・・・というのももちろんですが、それだけではありません。 ビーツの栄養価の高さが注目されているからです。なかでもビーツに多く含まれるといわれている代表的な成分を上げてみましょう。 カリウム ビーツには、ミネラルの一種である栄養素カリウムがたっぷりと含まれています。 カリウムといえば、ダイエット中には欠かせない栄養素。 体内のいらないものを外に出してくれる働きがあります。 特に余分な塩分を対外に排出してくれることから、むくみの解消効果が期待される栄養素です。 マグネシウム ビーツには、これまたミネラルの一種である栄養素「マグネシウム」がたくさん含まれています。 マグネシウムといえば、カルシウムと一緒になって歯や骨を形成する働きがあることが有名ですが、実は腸の蠕動運動を促す働きもあって、腸活のためにはとても重要な栄養素です。 ビーツ以外では、海藻類やアーモンドなどのナッツ類に多く含まれています。 パントテン酸 ビーツには、ビタミンB群の一種であるパントテン酸も多く含まれています。 パントテン酸は、糖質、脂質、たんぱく質の代謝に必要な酵素たちをサポートする役割をしてくれる大事な栄養素です。 コレステロール、ホルモン、免疫抗体の合成にも関係していることがわかっているので、代謝のいい体が必須なダイエット中の方は積極的にとったほうがよい栄養素の1つですね。 ベタイン アミノ酸の一種で、貝類やエビやタコに多く含まれるベタイン。でもビーツにもたくさん含まれています。ベタインには肝機能を高めたり、肝臓の周りに脂肪が蓄積するのを防いだりと、肝臓を健康に保つ役割があることが知られています。 わかさの秘密さんによると、その効果はこんなかんじ。 ベタインの健康効果 ◎肝機能を高める効果 ◎動脈硬化・糖尿病を予防する効果 ◎胃の健康を保つ効果 ◎肌や髪の健康を保つ効果 参考: お酒をよく飲む方も摂取したほうがよさそうですね。 NO(エヌオー) ビーツに多く含まれるものとして面白いのが一酸化窒素の「NO(エヌオー)」です。 「NO(エヌオー)」は、血流を良くする働きや血管の筋肉を柔らかくし広げてくれる効果があることが知られています。脳卒中や心臓病の原因となる血栓を予防する働きがあるんですね。 でもそれだけではありません。 私たちの体内にある酵素が効率よくつかわれるようにサポートしてくれるそうなんです。回復力もアップするし、血流もよくなるので、ダイエット中の方は基礎代謝が高くなり、痩せやすくなります。 ビーツ、すごいじゃん!w ビーツの効果効能 このようにミネラルやアミノ酸、そして一酸化窒素まで、たくさんの栄養素が含まれているのがビーツです。栄養が豊富であれば、その分効果効能も期待しちゃいますよね。 期待できる効果として、注目したいのは、このあたり… むくみ解消 [ 26 more words ]
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