日本バレエ協会によるバレエ用語辞典
Adagio(イタリア語), Adage(フランス語)
音楽用語としては「ゆるやかな速度で」
バレエでは エクササイズの一種で、
プリエ、ルルベ、デベロッペ、ピルエットなど
跳躍を含まないパで主に構成され、
ダンサーの足を空中に保つ力、バランスを保つ力、
優雅な重心の移動などを養うために行われる。
つまりアダージオの見せ場は
安定性、脚のエクステンション、ぶれない重心
ってことになるよね?
よって。
クドゥピエで時間を無駄に使ったり、
ゆっくりなカウントを使うだけの安定性が
なかったり、
ノロノロ軸足の体重移動をしていたら
意味がないの。
だから、バレエ講習会ではあえて
少し早めの音楽でグラグラを減らし
脚をあげるところにカウントを調節し、
骨盤と背骨の使い方を説明して
重心の移動を練習した、って訳。
アダージォはこうやって習ってきたから。
とか
アダージォの脚は高くあるべき!
ではなくって、
その踊り、エクササイズで
何を求められているのか?を理解し、
それに合わせてダンサーの弱点を練習する・・・ ・
そんなレッスンをしてあげるために、
体の構造を知っておく。
それが教師の役目なんだろうなーと、
長年我等が校長先生の作るクラスを見ていて
思うのです。
特に若い教師の皆さん、
踊れちゃうから、
感覚的に出来てしまうから、
動きの見た目が綺麗だから・・・
なんてクラスではなく、
しっかりとクラス構成を組み立てるように。
そんな頭も使う練習は
自分の踊りも高めてくれますよ。
DLSブログ「アダージォをアダージォに踊る
バレエ用語編」より。
全文、そして続編の「レッスンプラン編」も
一緒に読んでみてね。
http://ow.ly/5U5h50kl0YV
http://ow.ly/WAi950kl0ZH
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ピルエット 移動 在 Dancers Life Support.Com Facebook 的精選貼文
<片足プリエを強くして、軸脚を安定させるエクササイズ>
*やり方*
1番ポジションでプリエをします
→骨盤の三角形が地面と垂直になっているかチェック
→コアマッスルのイメトレ
→シューズの中の指が丸まらないように
→足首のピキッ!が出てないように
片足プリエのクドゥピエになります
→重心をしっかりと軸足に移動させましょう。
中途半端にならないように。
→骨盤の高さはずれません。平行移動させてください。
→プリエが浅くなってはいけません。
→頭の位置は最初のプリエから変わりません。
1番ポジションのプリエに戻ります
→そろそろ脚が疲れてきているはずです。
最初のチェックリストを再確認して。
*注意点*
どの場所でもプリエの深さが変わらない事
どの場所でも両骨盤の高さが変わらない事
正しく重心移動をさせる事
*応用方法*
ハーフルティレ、フルルティレに高さを変える
音楽を変える(4拍子VS3拍子)
5番ポジションから始める
何度も繰り返し、持久力を付ける
デミポイント、オンポワントで行う
それぞれの詳しい説明は
「片足プリエを強くするバーレッスンアイデア」
という記事に書いてあるので検索してね。
これが安定してできなければ、
片足ジャンプやピルエットはできません。
だってこの動きがベースとなっているから。
つまり、新体操やフィギュア、ジャズダンスなど
ほかのジャンルでも必要なエクササイズって事ですね!
このようにバレエレッスンは
他のジャンルのテクニックも鍛える事ができます。
バレエレッスンを他のジャンルに応用するためには
「どうして」ここでタンジュ?ジュッテ?
などを知っておく必要がありますけどね。
早く、効率的に上達したかったら
「バーレッスンセット」としてただ数をこなしてやらないこと!
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