映画『ロケットマン』を鑑賞！！あまり評判になっていないし、大ヒットにもなっていないけど、ちょーーーーおもしろかった！！
アルコール依存症、薬物依存症からの回復。父親、母親から愛されない、というトラウマ。自分で自分を愛せず「別人を演じて生きる」（心理学のペルソナ、仮面）というテーマ。など、完全に精神的な回復な部分を描いた作品で、まちがいなく樺沢好みの一作。
それでいて、突然歌い出すミュージカル演出がちょくちょく入って、音楽映画としての完成度も高い。あの名曲が誕生した瞬間のシーンは、涙が止まりません。
才能、努力、チャンス、人の支え。成功するためには何が必要なのか、というのも考えさせられ、ビジネス映画として見てもおもしろい。
私の一番の共感ポイントは、「本気で支えてくれる人が一人でもいれば、人は生きていく勇気が得られる」という部分。孤独と絶望から引きずり出すのに、一人の人間の愛があれば十分なのだと・・・。
夢や幻想シーンの一つひとつにも、心理学的な意味がひめられていて、チョー深い。感想の書きがいのある作品です。
『ロケットマン』樺沢の評価は・・・★★★★☆（４・５）
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