皆さんこんにちは！
先日のバイクの日（8月19日）にヤマハが発表したアンケート結果によれば、20代の大型バイク所有率が伸びているそうです。“リターンライダー”というキーワードに象徴されるように、40代を中心とした大人世代の趣味という報道が多かったバイク業界だけに、若い世代の趣味としての需要が広がっているのは良いニュースではないでしょうか。そして、こうした新しい流れと連動するように、若い世代へ向けた就職支援サービスも誕生しています。
全国のショッピングセンターなどで巨大室内遊園地を運営するユーエスマートでは、三重県賢島に本校を置く広域通信制高校の代々木高等学校と提携し、働きながら育てる「USランド奨学金コース」の開設を発表。この一環として「バイクメカニック奨学金コース」が設定されています。
代々木高等学校 東京バイクメカニック奨学金コース
http://www.yoyogi.ed.jp/satellite/other_bikemechanic.php
このコースでは、指定されたバイク関連企業での店舗や工場での就労研修が基本。企業が運輸局認証工場でもあるため、勤務を一年以上すれば自動車整備士の受験資格も得ることが可能です。
高校卒業の資格は働きながら月に一度賢島本校のスクーリングをこなして卒業を目指すか、年に一度の集中スクーリングで卒業を目指すかが選択でき、3年間働いた後、卒業と同時に進路変更して大学進学を目指す事も可能。学費は企業が肩代わりして給料から返済する仕組みですが、就学支援金と言う国の制度があるため、返済金額も低く抑えられるそうです。数年落ちでも充分な性能を発揮するバイクが増えている今、バイクの整備技術を身につけた若者が増えることは、業界全体の活性化の後押しになるかもしれませんね！
バイク王 バイクライフ研究所“M”
