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こんばんは、バランです。今回はスキマスイッチさんの『奏(かなで)』ですか。
原曲ももちろん素敵ですけど、虹色侍verも悪くないですよね。素敵。
ところで、『スキマスイッチ』っていうネーミングって何気に凄すぎませんか?
由来が全く分からない。隙間の…スイッチ…?
スキマっていう言葉にスイッチを足そうっていう発想が異次元です。
しかも、他の候補に『フスマスイッチ』っていうのものあったらしいですけど
全自動ふすまってことなのでしょうか。世界観が独創的すぎる。
ところで、『隙間』には神様がいるそうですよ。神様ってどこにでもいるんですね。
その名のとおり『隙間の神』って呼ばれるんですけど、どうやら『科学知識で説明できない部分には神様が宿っている』っていう"皮肉"だそうです。ほう?
つまり、『科学で説明できない部分を神様のせいにしてんじゃねーよ!』っていう一種のアンチテーゼだったそうです。へえ。
ちなみに、ニーチェは『神は死んだ』っていう言葉で有名ですし
フェルマーは、フェルマーの最終定理を証明する際『真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる』と言ったそうですね。
神様は死んだことにされたり、足りないっていわれたり、なんだか大変そうです。うん。
ちなみに、細胞と細胞の間の隙間のことは『細胞間マトリックス』といいます。
無駄にめちゃくちゃかっこいい。好き。
そういえば、『スイッチ』に関しても面白い話がありますよね。
そうです、『5億年ボタン』のお話です。
どういう話かって?ちょっと怖い話ですよ。
えっと、ある日バイトを探している青年がいたんですって。
で、知らない人に『一瞬で100万円稼げるバイト』を紹介されます。
めちゃくちゃ千載一遇。普通に怪しいけど。LINEバイトでも使って普通に探せばいいのに。
内容を聞くと、『ボタンを押す』ってことだけ。それだけ。
ただし、そのボタンを押すと『5億年』の間、何もない空間でひたすら『生きているだけ』の時間を過ごさなければなりません。5億年って。今時SFでも言わないです。
もちろん、意識はハッキリしている状態で、空腹を感じることは無く、死ぬこともできないって設定です。
まあ、普通に考えたら滅茶苦茶しんどそうですよね。5億年で100万円って、時給いくらだよって感じ。東京の最低賃金は余裕で下回ります。
でも、ここからが面白い話で、『その5億年の記憶は、5億年後に消される』んですって。
しかも、5億年経った後には今この瞬間に戻されることが保証されます。
つまり、『5億年経ったらその記憶とかそっくりそのまま丸ごとリセットされて、現在にワープさせられる』ので
実際にその人に残る"体感"としてはボタンを1度押した『だけ』で、押した『直後に』100万円もらえるという風に感じるんです。
そう考えたらめっちゃおいしいバイトですよね。なるほど。
で、ここからが怖い話なんですけど
いくら記憶や体感が消えるといっても
『実際に4億9999年と364日と23時間59分59秒』まではその虚無の絶望世界を体験している自分はいるわけですよね。確実に。
で、5億年もの間、飲みに来ないかって誘われることも無いし
目が覚めて『晴れときとき曇り』の天気予報が醸す日常とか、ふと見上げたときに見つけた、藍色の幕のような深い空にエモさを感じるとか、小さな手を繋いで桜夜風にあたって赤い糸を感じるとか、君のこと全部愛すと決めてプロポーズするとか、そういうものも一切無いわけです。
5億年間、虚無の苦痛は味わうわけです。間違いなく。
5億年たった瞬間にリセットされるし、リセットされた後の自分から考えたら、何ともなく感じますけど
後の自分には実感がないゆえに、4億9999年と364日と23分59秒の苦悩は自分では想像しえない。
めちゃくちゃ怖くないですか?
例えば1回ボタンを押した人が『あれ?マジで何ともないぞ』って思って連打でもしようものなら…
皆さんも、折にふれて未来を考えてみてください。
5億年って、筆舌に尽くしがたい虚無だとは思います。
『無自覚』って怖いですよね。
それこそ、"きみがいいなら…"って感じです。はい。
さて、話は変わりますが、今回は『奏』ということで、音を奏でる楽器が誕生する由来についても紹介しますね。
例えば、竪琴とかどうでしょう。ハープとか。
あれって、元々亀の甲羅と牛の腸すじで作られていたんですって。へえ。
しかもその牛の腸は太陽神アポロンから盗んだそうですよ。盗品なんかい。
ちなみに、竪琴は神話の様々な場面で登場していて
例えばアムピーオーンっていう人がギリシア神話に出てくるんですけど
『めっちゃ琴が上手い』っていう説明がめちゃめちゃされています。どんだけうまいんだよ。
何やら、アムピーオーンが竪琴を弾くと、水の流れを感じるそうです。水って。
想像できなさすぎる。
まあでも、例えば日本語でも『明鏡止水』は澄み切っている様子を表しますし
『山紫水明』は清浄で美しい自然を表します。
『行雲流水』も、よどみがないことを例えたりする際に使いますし、
『上手な人でもたまには失敗するよね』って意味で
『上手の手から水が漏れる』っていう慣用句を使ったりもしますから
素晴らしいものや清らかなもの、キレイだなって思うようなことから『水』を連想するのは
古代ギリシア人も日本人も、通じるところはあるのかもしれませんね。なるほど。
あ、そうそう。アムピーオーンさんの竪琴の音色は素敵すぎて、石が聴くと勝手に動いて壁になるんだそうです。いやいや。さすがに盛りすぎ。
いくら何でも、石は勝手に壁にはならないです。ええ。
それとも、本当にそれくらい頑張ったんですかね。青春を投げうって?
それこそ、『面壁九年』ってやつですか?壁だけに。
あ、こういうの要らないですか。皆さんとの心の壁を感じました。僕の目から雫が落ちるので、これ以上遠くへ行かないでください。ごめんって。
ちなみに、アムピーオーンさんなんですけど、実はさっき出てきた竪琴を作った神様『アポロン』に
子供を殺され、妻を石に変えられたショックで自殺します。え?急にショッキングすぎる。
奥さんも竪琴の音色を聴いたら壁になるんでしょうか。なんかごめんなさい。
それから、オルペウスさんっていう人も竪琴がめっちゃうまいらしくて
最終的に琴座になります。竪琴のこと好きすぎるだろ。星のうつわだったってことですかね。
何やら、竪琴がうますぎて木とかまで感動してたらしいです。いやそれは流石に気のせいだと思いますけどね僕は。はい。
どうやら、どこでもライブをする性質らしくて、夭折した妻を取り戻そうと冥府でも演奏したそうですよ。
そうすると番犬のケルベロスがおとなしくなって、冥府の王の心すら動かしたんですって。それは普通にすごい。
まあ、最終的に彼は『冥府を出るまで後ろを振り返ってはいけない』というルールを
冥府を出る直前で破ってしまい、妻を取り戻すことはできなかったそうですけどね。
マジかもったいない。琴で演奏するまでは完璧だったのにね。
ちなみに、この人は最期に八つ裂きにされて殺されます。急に悲惨かよ。
『振り返ってはいけない』っていうお話って、映画『千と千尋の神隠し』のラストシーンらへんでも出てきますよね。
あの時は千尋も振り返りそうになるんですけど、自分の手で作った髪飾りが光って
振り返るのを思いとどまらせてくれたんでしたっけ?そういうエピソードありましたよね確か。
それから、湯婆婆はハクに対して『八つ裂き』の刑にすることを言っていますし
それもオルペウスさんの顛末と酷似しているので、千と千尋の神隠しのモデルの1つとして
オルペウスさんのお話はあったのかもしれませんね。そうだったらすごいな。うん。
ちなみに、他の楽器にまつわるエピソードと言えば、『ハーメルンの笛吹き男』とかどうでしょう。
皆さん、名前くらいは聞いたことあると思うんですよね。
内容を簡単に紹介すると、ハーメルンっていう町にネズミが大量発生するんですって。
で、人々はめっちゃ困るわけですけど、そんな中笛吹き男が現れて
『報酬をくれるなら、このネズミたちを退治しよう』と持ち掛けます。
村の人たちは大喜び、当然のように快諾するわけです。まあ、するでしょうね。
すると、笛吹き男はその名のとおり笛を吹いてレーゾンデートルを発揮します。がんばれ笛吹き男。
その笛の音色には、町中のネズミが集まって来たそうです。ドラえもんが居たら阿鼻叫喚だったでしょう。
男は笛を吹きながら、川の方へ向かっていくと、当然ネズミもそれにつられて河へダイブします。
さながら『レミングスの集団自殺』のごとく、めでたく駆除完了というわけです。スマートですね。
風の谷のナウシカでも、王蟲を鎮めるために笛を吹くシーンがありましたけど、あんな感じなイメージでしょうか。ええ。
で、ここまではハッピーな話なんですけど、ここから展開が変わります。
せっかく笛吹き男がネズミを全力少年さながらがんばって駆除したのに、ハーメルンの人々は約束を破って、報酬を払わなかったそうです。あらま。『君の話のお陰で村が救われました。ありがとう』って言って普通に払えばいいのに…。
誰か払ってあげよう!って言えなかったんですかね。これこそ沈黙の螺旋ってやつなのでしょうか。
怒った笛吹き男は、いったんハーメルンから消えるんですけど、クリスマスがやってくる半年ほど前、6月26日に再び登場し
笛を鳴らしたそうです。冬の口笛かと思ったら6月なんですね。
すると、今度はネズミの代わりに村中の子供たちが
笛吹き男に連れられ、その子供は二度と帰ってこなかったと。こういうオチです。非常に悲しい。
村側も乗り気じゃないなら最初から依頼しなければいいのにね。
これこそまさに『笛吹けども踊らず』ってやつです。
"準備を整えても、人々がそれに応じて動き出さないことの例え"ですって。
まさにこのことすぎるかよ。なるほど。
(バランより。)
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