この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら みなさん、ゴールデンウィーク、リフレッシュできましたか?(*^◯^*) アントニオ猪木さんも「元気ですかっ?!」ってよくおっしゃってますけど、「元気」はすごく大事だと思います。リフレッシュ、重要だよね! 特に5月は、4月から新生活が始まった方が疲れが出始める時期だともいわれていますから、無理しちゃいけない! 「カラダが資本」とはよく言ったもので、私たちは「元気」じゃないとなにもできません。でも、「元気」って、他人と比べることができないから、定義するのはとても難しいですよね。 そんな中、2016年に疾患として正式に分類された、新しい病気があります。 その名も「慢性疲労症候群」。 わかりやすくいうと、常に疲れちゃう病気=元気がでない病気なんです。 実はこの「慢性疲労症候群」、腸内環境にも関係があるかもしれないという研究発表もあり、腸活中の人も知っておいて損はない病気。むしろ、腸活や腸ケアが大事かもしれないんです。 今回はこの「慢性疲労症候群」について、考えてみましょう。 慢性疲労症候群とは? まずはウィキペディアで慢性疲労症候群についてみてみましょう。 慢性疲労症候群(まんせいひろうしょうこうぐん、英語: Chronic Fatigue Syndrome, 略称: CFS)は、原因不明の強い疲労が長期間(一般的に6ヶ月以上)におよび継続する病気である。筋痛性脳脊髄炎(Myalgic Encephalomyelitis、ME)、 ウイルス感染後疲労症候群(Post-Viral Fatigue Syndrome、PVFS)とも呼ばれる。 参考:ウィキペディア ウイルス感染後疲労症候群って呼ばれることもあるのは、理由があります。 慢性疲労症候群は、風邪なども含めたウイルス感染症にかかった時や、かかった後に発症することが多いらしいのです。 風邪かなー?と思っていたら、風邪の症状はおさまったのに、倦怠感や疲労感がぜんぜん治らないとかね。こわいですよね。 問題は、その原因がまだわかっていないことなんです。 慢性疲労症候群の原因 日本では精神疾患と認識されていたそうなのですが、実際は身体的なもの、精神的なものを含め分かっていないというのが、ほんとのところです。 日本では長年にわたり神経症性障害に分類されており精神疾患と認識されている。 ICD-10では、厚生労働省はG93.3と示したものの、後に総務省はF48.0と認識していることが判明し、現在厚生労働省と総務省が検討中である。 参考:ウィキペディア 原因がわからないのだから、診断方法も治療方法も実際はあんまりよくわかってなくて、厚生労働省も総務省も検討中としかいいようがない状態らしい・・・。 その中でも原因としてよく疑われているのは、こちらの2つ。 ウイルスの感染によるもの 免疫システムの以上によるもの ただし、ウイルスの感染によるものに関しては、これまでにいろいろな感染物質候補を調べてきたものの、原因ではないことが示されています。MSDマニュアルにはこのように記載されていました。 一部の研究では、慢性疲労症候群の可能性のある原因として、エプスタイン-バー(EB)ウイルス、ライム病を引き起こすウイルス、サイトメガロウイルス、カンジダ(真菌)による感染が示唆されていました。しかし、現在の研究では、このような感染は原因ではないことが示唆されています。加えて、他の感染症(例えば風疹ウイルス、ヘルペスウイルス、ヒト免疫不全ウイルス[HIV]によるもの)がこの症候群に関連していることを示す証拠も存在しません。 参考: 慢性疲労症候群の症状 慢性疲労症候群が発症してしまうと、どうなるのでしょうか?慢性疲労症候群の症状としてとにかく大きいのは、疲労です。 ウイルス感染症様の症状が出ることなしに疲労が現れ始めます。そのほかに、集中力の低下、不眠、のどの痛み、頭痛、関節痛、筋肉痛、腹痛などの症状が現れることもあります。抑うつがよくみられます。特に症状が重度であるか、悪化しつつあるときにその傾向があります。症状には、関連疾患である線維筋痛症と重なる部分がしばしばみられます( 線維筋痛症)。 参考: こわいですねー。 慢性疲労症候群のチェック法 慢性疲労症候群の場合は、絶対にこうなる!といったような特別なチェック項目はないようです。 でも、もしかしたら疲れすぎかも?慢性疲労の状態かも?ということをチェックするために、いろいろなサイトが疲労度チェックを発表しているので、これらの項目にあるような内容をチェックしておくのは必要かもしれません。 以下は文部科学省『生活者ニーズ対応研究』 に書かれていた「自己診断疲労度チェックリスト」の項目です。 微熱がある 思考力が低下している 疲れた感じ、だるい感じがある よく眠れない ちょっとした運動や作業でもすごく疲れる ゆううつな気分になる [ 44 more words ]
https://www.chounaikankyou.club/article/cfs.html
「icd fatigue」的推薦目錄:
icd fatigue 在 孔繁錦醫師 Facebook 的最佳貼文
甜食成癮
雖然這也是成癮科學的一個分支,不過我很少談這個議題(主要原因是我來談太沒有說服力了);但昨天看到前輩看診的一個經驗,想來這應該是臺灣目前的嚴重問題,對國民的健康影響也很大,所以試著將一些經驗整理了一下。
故事是這樣開始的,一個BMI很高的孩子,冰箱裡面隨時放了養樂多跟搖搖杯,家長無法或沒有時間管束孩子的行為(或沒有意願?),所以不管醫師伯伯怎麼說,還是繼續買這些東西囤在冰箱裡面。
其實不用灰心,這樣的現象,越是飲食西化的國家越有。
「成癮醫療」的專業人員,一定都聽過酬賞系統(Reward system),像海洛因、安非他命、搖頭丸、香菸、酒精等舉凡會成癮的物質都一定會牽涉到這個腦部機轉,成癮物質使用的時候,產生的多巴胺讓你感到愉悅,戒斷的時候,讓你有渴求感,同時視不同的物質在其他區域誘發戒斷症狀,使你覺得沒有他不行,周邊的腦區會將人事時地物記錄下來,成為將來引發渴求感的線索(Cue)。
食物會不會有類似的效應呢?
當然會有,越是精製過的食物,這樣的效應會越明顯,這也是為什麼我們明明都知道加工食品可能對身體不見得有益,但這種食物往往銷量都不錯的原因。早在2005年Nature neuroscience就把成癮腦科學運用到肥胖上來(http://www.nature.com/neuro/journal/v8/n5/full/nn1452.html)。
糖也是如此 ( http://journals.lww.com/…/Excessive_sugar_intake_alters_bin… )。
有些很有趣的成癮研究跟糖有關。
2011年奧斯陸的研究團隊在British Journal of Nutrition研究195位成癮者,發現平日攝取飲食高糖低營養的比例較一般人高(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20880416),2012年Addiction刊載,針對海洛因成癮者在戒癮後飲食習慣的研究,也顯示類似的結果(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21933297),這種戒癮後糖攝取增加的情形,在酒精成癮的個案也有。
當然,我們可以解讀為腦在成癮復原過程中,由於原先被成癮物質挾持的腦功能增加了,對於糖運用的需求也增加了。但,從另外一方面來看,糖似乎也有平衡酬賞中樞的效果。
所以,科學家們也有關於「Sugar Addiction」的研究,(http://www.sciencedirect.com/…/article/pii/S0149763407000589), 糖在不適當攝取後,「Bingeing」、 「withdrawal」、 「craving」、「cross-sensitization」,包括長期使用後造成的neural adaptation幾乎都能找到相關的證據。
這意思就是說,這位孩子如果爸爸突然把養樂多從冰箱拿掉,他一樣會有anger、anxiety、appetite change、fatigue、headache、mood swing等戒斷症狀,當爸爸覺得孩子「歡」,又無法或沒時間處理時,最好的選擇似乎還是把養樂多放回冰箱。
這其實就是需要全人醫療最好的例子。
只不過把「Sugar Addiction」或其他的「Food Addiction」也加入DSM還是ICD診斷系統裡面,實在是太過驚悚了(我們精神科都已經被抨擊在『製造』疾病了,你放個『甜食使用障礙症,蛋糕型』大概會被罵死),而且食物跟成癮物質在產生相關行為的本質上,還是有所區別,所以目前這樣的問題並沒有被放在正統的精神醫療當中。然而,針對這樣的現象,甚至長期肥胖造成後續衛生系統的負荷,還是有學者呼籲應該要正視這個問題。
回過頭來,這位醫師伯伯的個案要怎麼處理呢?
如果我們了解,這是一種成癮現象,大概所有考過專科的精神科醫師都能朗朗上口了。
(1) 要與患者建立關係,同理阻抗,增加患者改變行為的動機。
(2) 共同訂定合理的目標,鼓勵為自己的行為負責,並且教導如何記錄飲食日誌,透過減糖飲食來逐漸Detox(大家可以搜尋Sugar Detox Plan,就可以看到很多營養師寫的菜單或建議) 。
(3) 過程中需要家人的協助,安排家庭會談,促進其共同為一致的目標而努力,如果有Co-dependency的現象,要指出來並協助家庭工作。
(4) 辨識高危險情境,擬定因應策略,練習、練習、再練習。
(5) 復發是可能的,失敗為成功之母,了解自己,才能跟慾望共存。
至於醫師伯伯的建議,為什麼沒有用呢?是因為針對成癮性疾患,衛教式的建議頂多10%有效而已,這是需要跨科別合作的,不過話說回來,真的遇到問題會想到精神科醫師的有多少?有能力處理的精神科醫師又有多少呢?(PS.1)
PS. 1 長相能讓患者安心的精神科醫師又能處理這個問題的有多少呢?每次看到飲食疾患的患者,總得跟「醫師,你不懂我的痛苦啦,你這麼胖」掙扎一陣子。
PS. 2 精製過的食物不只是糖,脂肪或精鹽等也是,所以當你看到BMI很高的朋友,一直在臉書貼美食文,現在應該知道是為什麼了。
icd fatigue 在 ICD-10 | Other fatigue (R53.83) - Clinical Drug Experience ... 的相關結果
Other fatigue R53.83 · View ICD-10 Tree · Fatigue D005221 · Lethargy D053609. ... <看更多>
icd fatigue 在 R53 Malaise and fatigue - ICD-10 Version:2019 的相關結果
R53 Malaise and fatigue · combat (F43.0) · excessive exertion (T73.3) · exposure (T73.2) · heat (T67.-) · neurasthenia (F48.0) · pregnancy (O26.8) · senile asthenia ( ... ... <看更多>
icd fatigue 在 2022 ICD-10-CM Diagnosis Code R53.83: Other fatigue 的相關結果
2022 ICD-10-CM Diagnosis Code R53.83 · Other fatigue · Symptoms, signs and abnormal clinical and laboratory findings, not elsewhere classified · Other malaise and ... ... <看更多>